株高の今だから考えたいアセットアロケーションのリバランスについて
こんにちはカモネギインベスターです。
最近日経平均やS&P500が高値を更新しているニュースがよく流れていますよね。
高値を更新すると当初想定していた資産配分から大きくずれたりしてリバランスした方が良いのかなと考える方も多いはず。
この記事ではアセットアロケーション(資産配分)のリバランスについて解説します。
- リバランスとは
- リバランスした方が良いのか
- 基本はノーセルリバランスで良い
リバランスとは
そもそもリバランスとは、相場で動いたアセットアロケーションを元の比率に戻すことです。
リバランスついてはSBI証券さんが図を用いながら詳しく解説されています。
リバランスした方が良いのか
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や個人投資家などはリバランスをルール化していることがありますが、真似したら必ずしも運用成績が上がるとは限りません。
確かに下がった株を買えば、上がりやすいというリターン・リバーサル効果はあります。
ですが、売買すると手数料がかかり、複利の効果が低減してしまうことには留意しておく必要があります。
そのため現金と株式(投資信託やETF)しか持っていないシンプルなポートフォリオの方は後述するノーセルリバランスで良いです。
基本はノーセルリバランスで良い
当初の資産配分からずれたら毎月の投資金額を調節して現金比率を高めるのが理想的です。
または株式比率が高いときは新規の投資をしないで現金を貯めるのも手です。
ですが、資産が数百万円規模の小さい時しかリバランスができません。
数千万円規模のポートフォリオになっていたら、よほど収入が多くないとリバランスは難しいため、
その場合は保有している資産を売って、現金比率を高めましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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